朝勃ちは健康状態を確認するためのバロメーターとして活用している男性は多いです。
性欲が強いから朝勃ちをするのだと思っている方もいますが、実は性欲に関係なく朝勃ちはします。
つまりエッチな夢を見る見ないに関係なく朝勃ちはします（笑）
しかし男性の中には年齢と共に朝勃ちをする回数が少なくなって、不安を感じている方々も多いです。
そこで今回は朝勃ちしない原因とその改善策に関して詳しく解説していこうと思います。
朝勃ちをする仕組み
まずは簡単に朝勃ちの仕組みについて見ていきましょう。多くの男性は目覚める少し前に勃起をするものだと考えています。
実際には寝ている間に何度も勃起をしています。『夜間陰茎勃起現象』という名前が付いていて、睡眠中に定期的に勃起を繰り返して海綿体に新鮮な血液を送り込むことによって、勃起力を維持していると言われています。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の2種類の眠りを交互に繰り返しています。レム睡眠は眠りが浅い状態、そしてノンレム睡眠は眠りが深い状態となります。
勃起をするのはレム睡眠時です。人間が目覚めるのはレム睡眠時が多いので、睡眠中の勃起状態を維持したまま目が覚めると朝勃ちしていると認識します。
逆にノンレム睡眠時に目が覚めた場合は勃起はしていないので朝勃ちはしていません。
そのため、朝勃ちをしていない場合でも睡眠中には何度か勃起しているケースは多いです。
ちなみに夜間陰茎勃起現象は睡眠時間中の約2～4割程度の時間帯しか起こりません。そのため、一般的にも3日～5日に一度くらいのペースで朝勃ちをするくらいの確率になります。
朝勃ちしない原因
以前と比べて朝勃ちする頻度が少なくなっている場合はどのような原因が考えられるのでしょうか？
主な原因に関して詳しくみていきましょう。
男性ホルモンの低下
男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が減少していることによって精力が減退して朝勃ちする回数が減っていることが考えられます。
テストステロンは血流を促進する一酸化窒素を供給する働きがあります。テストステロンの分泌量が減少するとペニスの海綿体に十分な血液が送ることができなくなり、勃起力が低下してしまいます。
睡眠の質の低下
睡眠の質が低下していることによって朝勃ちの回数が減っていることも考えられます。年齢を重ねることによって睡眠中のレム睡眠の割合は減っていきます。
上述しているように夜間陰茎勃起現象はレム睡眠時に起こるので、レム睡眠の時間が少なくなることで勃起する回数も減少します。また、年齢だけでなく睡眠障害や不眠症などの場合でも夜間陰茎勃起現象は起こりにくくなります。
生活習慣病
高血圧や糖尿病、高脂血症による動脈硬化などの生活習慣病を患うと血管が細くなって血流が悪くなります。血流が悪化すると海綿体に必要な血液が流れ込まなくなるので勃起しにくくなってしまいます。
特に海綿体の血管は他の箇所よりも細くなっているので、血管障害の兆候として朝勃ちの頻度が少なくなる傾向があります。
改善策
夜間陰茎勃起現象を正常にするための方法をいくつか紹介します。
適度な運動を取り入れる
ウォーキングや筋力トレーニングなどを取り入れることをおすすめします。運動をすることでテストステロンの分泌が促進されます。特に筋力トレーニングは効果的です。
また、運動をすることで血流が促進される効果も期待できます。但し今まで全然運動をしていなかった場合は軽い運動から始めて徐々に負荷を加えていくようにしましょう。
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質の良い睡眠
テストステロンを増加させるためには十分な睡眠時間と質の良い睡眠も重要です。テストステロンは夜間の持続して睡眠時に分泌されるためです。
例えば1週間程度睡眠不足の状態が続くと、テストステロンは正常値よりも10～15％程度減少してしまいます。できれば7時間程度の睡眠時間は確保したいところです。
生活習慣を改善する
高血圧や糖尿病、高脂血症による動脈硬化などの生活習慣病が原因で血流が悪くなっている場合は日頃の生活習慣を改めるようにしてください。
バランスの良い食事を取り入れたり、禁煙をしたり、過度な飲酒を控えて健康体に戻ることで朝勃ちするようになります。
サプリメントを活用する
バランスの良い食事（栄養）を毎日摂るのは結構大変です。
そこでサプリメントを活用することもおすすめです。普段の食事で摂取するのが難しい栄養をサプリメントで簡単に補充することができます。
特に精力を高めたい場合はサプリメントタイプの精力剤を使用することをおすすめします。
文字通り精力を高めることに重点を置いたサプリメントなので、毎日継続して飲み続けることで昔の若い頃のような元気を取り戻すことができます。
テストステロンの分泌を促進させる効果があることはもちろんですが、不足している栄養を補充することで生活習慣を改善する効果も期待できます。
当サイト『精力ナレッジ』でもさまざまな精力剤を紹介しているので、あなたの症状に適した精力剤を試してみて下さい。
