男性の精力は思春期の頃にピークを迎え、その後は徐々に低下していく身体構造になっています。
40代くらいから精力の低下を実感し始めて、夜の営みの際に思っているようなパフォーマンスを発揮することができなくて悩む男性も多いです。
そのような精力の減退に悩んでいる男性の頼れる存在として精力剤があります。しかし実際に精力剤を飲むことで精力が回復するのでしょうか？
年齢を重ねるにつれて精力は衰えていきます
年齢を重ねるにつれて精力が減退していき、男（オス）としての自信を失いかけている男性は意外と多いです。
あなたもそのような悩みを抱えているのではないでしょうか？
20代の頃は何もせずに下半身がギンギンになっていて、2回戦も難なくこなしていたと思います。
しかし30代後半から40代に差し掛かる頃になると急に精力がなくなってきて、思ったように勃起することができなくなり、下半身の悩みを抱える男性が増えてきます。
男性ホルモンの分泌量の低下が大きな原因です
男性ホルモンの分泌量は思春期の頃にピークを迎え、そこから徐々に低下していきます。
この男性ホルモンが体内で不足してしまうと、性欲の低下やEDなどを引き起こしてしまいます。
その他にはやる気が出なくなったり（無気力になる）、集中力が低下したりするなどの更年期障害の症状が出てきます。
実際に性欲や精力が低下することで、男性としての自信を失うケースも多いです。
ペニスは男性の象徴（シンボル）なので、ペニスの機能が低下することでどうしても自信を無くしてしまうのですね･･･。
精力剤の主な効果を知ろう
精力剤の効果としては大きく下記のようなものが挙げられます。
勃起力がアップ
勃起する力や硬さがアップします。勃起する角度が高くなり、ペニスが脈打つような野性的な感覚を取り戻すことができます。
勃起の持続力もアップして長時間に及ぶ行為や2回戦なども容易にこなせるようになります。
勃起力を高める成分としてはシトルリンが有名です。
シトルリンは体内に摂取されることでNO（一酸化窒素）に変換されます。NOは血流を促進する働きがあり、全身の血行を促進させることができます。
ペニスが勃起するためには海綿体に大量の血流を送り込む必要があります。思ったように勃起しない際には海綿体の血液量が不足していることが考えられます。
つまりシトルリンを積極的に摂取することによって、血流が促進されて海綿体に十分な血液を送り込むことで勃起力を回復することができるのです。
興奮度がアップ
性的な刺激を受けやすくなり、普段よりも強い興奮を感じて行為に及ぶことができるようになります。まるで20代前半の頃のような元気を取り戻すことが可能になります。
興奮度を高まるためには精力剤以外にも興奮剤を使用することでも実感できます。興奮剤は中枢神経を刺激して性的な興奮を高める効果が期待出来ます。
興奮剤にはサプリメントやドリンクタイプのものや、クリームやジェル状の塗るタイプのものが存在します。
特に塗るタイプは性行為に及ぶ際に肌に直接塗って感度を上げることができます。
高い満足感を味わえる
精力剤の力によって精液の量が増加したり血液の循環が促進されます。
その結果、射精するまでの時間が長くなって寸前のタメができるようにって射精時における高い満足感を味わうことができます。
いつもは2～3日に1回くらいの性行為やオナニーなどをする頻度で気持ちよく感じますが、若い頃のように毎日行為に及んでも高い満足度を味わうことができるようになります。
疲労回復作用
単に性行為時の満足感が高まるだけでなく日常生活における疲労回復も早くなる効果も期待出来ます。
男性ホルモンが活性化されることによって免疫力が高まったり新陳代謝が改善するの効果で疲労回復スピードも速くなります。
疲労回復を期待したい場合は滋養強壮成分が含まれている精力剤がおすすめです。高麗人参やにんにく、アミノ酸などの成分が挙げられます。
精力剤に即効性はない
結論から言いますと、国内における法律を遵守して販売されている精力剤には即効性は期待できません。
なぜなら精力剤は健康食品（サプリメント）として販売されていて、天然成分を中心にして配合されているためです。
例えば、マカやクラチャイダム、シトルリン、トンカットアリ、高麗人参、亜鉛などの成分が配合されています。
これらは天然成分なので、毎日適量を摂取することで徐々に体質が変わり効果が現れてきます。
個人差はありますが精力剤の効果を実感し始めるのは、大体3週間～2ヶ月程度、遅い方なら6ヶ月くらいの期間を要します。
薬事法との関係性
なぜ、精力剤には即効性がある成分を入れることができないのでしょうか？
それは薬事法が大きく関係しています。ちなみに薬事法の正式名称は「医薬品、医療機器、再生医療等製品の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」と呼びます。
第1条 この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器及び再生医療等製品（以下「医薬品等」という。）の品質、有効性及び安全性の確保並びにこれらの使用による保健衛生上の危害の発生及び拡大の防止のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品、医療機器及び再生医療等製品の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。
と明記されています。
時間をかけて安全に体質を改善
精力剤は即効性を期待するものではなく、有効な栄養素を毎日摂取して、時間をかけてゆっくりと体質を改善して精力を高めていくための商品です。
身体に不足している栄養分を補うことで身体機能の回復をサポートして、根本的な解決を目指していきます。
即効性のある精力剤は危険です
インターネットでは怪しい精力剤が販売されています。即効性をアピールしている精力剤の中には医薬品成分が含まれている商品も存在します。
具体的にはヨヒンビン、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルなどの成分が該当します。
これらはED治療薬に使用されている成分です。
日本国内では一般商品として販売することは禁止されていて、病院で処方してもらわないと手に入れることはできません。
但し、悪質な業者が販売している精力剤の中にはこれらの成分が配合されているケースがあるので十分に注意して下さい。
これらの成分が入った精力剤を使用すると即効性を実感できるかもしれませんが、その一方で身体に悪影響を及ぼすような副作用が現れる恐れもあります。
栄養ドリンクやエナジードリンクを飲んで精力はアップするの？
精力剤と混同する商品として、栄養ドリンクやエナジードリンクなどが挙げられます。
コンビニやドラッグストアなどで販売されているドリンクタイプの商品です。
栄養ドリンクや栄養ドリンクは疲れが溜まった時などに購入する方々が多いですが、精力アップの効果はあるのでしょうか？
今回は栄養ドリンクやエナジードリンクの精力アップ効果に関して詳しくみていこうと思います
栄養ドリンクは疲労を感じた際に効果を発揮します
まずは栄養ドリンクに関して詳しく見ていきましょう。
栄養ドリンクとは肉体疲労を感じた時などの栄養補給を目的として販売されています。「ドリンク剤」とも呼ばれていますね。
栄養ドリンクは医薬部外品として取り扱われています。コンビニやドラッグストアでも簡単に購入することができます。
有名な商品としては、リポビタンDやユンケル、アリナミンなどが挙げられます。
医薬部外品に該当するので、商品パッケージには滋養強壮や栄養補給という表示がされています。
さまざまな商品が発売されています。成分に関してはビタミンやアミノ酸、漢方由来成分のエキスなどが配合されています。
エナジードリンクは効能をアピールできません
一方のエナジードリンクは炭酸飲料に該当します。上記の栄養ドリンクのような効能を表示することができません。
具体的な効能や効果をアピールすることは法律で禁止されています。そのため、「元気が出る！」や「気分リフレッシュ！」などの抽象的なフレーズでしか宣伝することができません。
配合されている成分としては炭酸や糖類、カフェイン、アミノ酸、ビタミンなどが含まれています。
有名な商品としてはレッドブルやバーン、モンスターエナジー、オロナミンCなどが挙げられます。エナジードリンクは190ml～250ml程度のサイズで栄養ドリンクよりも内容量が多いです。
栄養ドリンクのような疲労回復などの目的ではなく、気分をリフレッシュするために飲むケースが多いです。
栄養ドリンクでは根本的に精力が改善することはありません
そこで気になるのが、栄養ドリンクを飲むことで精力がアップすることだ思います。
さまざまな栄養ドリンクが販売されていて一概には言えませんが、精力をアップすることが期待できる商品は存在します。
滋養強壮や疲労回復が主な目的ですが、精力は肉体の疲れなどとも密接に関連するので疲労を回復することで、結果的に精力が改善することは可能です。
また、成分の中にアルコール（0.9ml以下）が入っている商品の場合は、興奮剤のような効果で一時的に下半身が元気が出ることもあります。
このようなケースは精力がアップしたのではなく単にテンションが上がっただけなので、精力増強とは言えないかもしれません。
しかしアルコールの効果がなくなった後は一気に疲れを感じてしまいます。
栄養ドリンクの思い込み効果
その他には「栄養ドリンクを飲めば精力がアップする！」と思い込むことで実際に精力が高まることもあります。
上述しているように栄養ドリンクには精力アップに直接結びつく成分は入っていませんが、自分自身が強く思い込むことで自信ができ、セックスの際にプラスに働く可能性はあります。
このようなことを『プラシーボ効果』と言います。プラシーボ効果とは、薬効成分を含まないプラセボ（偽薬）を本物の薬だと思って投与された場合、患者さんの症状が回復に向かうという治療効果のことを指します。
つまり本人が効果があると確信して実施することで、本当に効果が現れることもあるのです。
身近なケースではノンアルコールビールを飲んだ時になんだか酔っ払ったような気分になるような例が挙げられます。
但し、誰もが効果を実感できるわけではありません。
精力をアップさせるには精力剤が最適です
栄養ドリンクは精力をアップさせるために販売されている商品ではないので、精力を高めるために栄養ドリンクを飲むことはあまりおすすめしません。
あくまで滋養強壮や疲労回復目的で使用するようにしましょう。
精力を高めたいのであれば、やはり精力剤を使用することをおすすめします。精力剤は文字通り精力を高めることを目的として作られています。
精力アップをサポートする成分を中心に配合されているので、より効果的に精力を改善することができます。
即効性はありませんが、毎日継続して飲み続けることで体質が改善していき、減退していた精力も回復していきます。
ED治療薬は一時的な効果で終わります
精力や勃起力を高めるアイテムとして、ED治療薬が知られています。
ED治療薬としてはバイアグラやレビトラなどが有名ですね。
たしかにバイアグラなどのED治療薬で勃起不全を治すことができますが、一時的な効果に留まります。
精力剤のように体質自体を改善する薬ではないので、性行為の前などに必ず服用しなければいけないのです。
そのため、常にED治療薬を手放せなくなるというデメリットがあります。
また、これらは偽物が数多く流通しているのでインターネットなどで購入することは控えて下さい。偽物は粗悪品が多く、服用することで身体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
精力剤で男としての自信を取り戻そう
精力剤をおすすめする最大の理由が、『男としての自信を取り戻すことができる』という点です。
上述しているとおり、ペニスの元気は男性の自信と直結しています。
以前と比べて思ったように勃起しなくなったり、途中で中折れしてしまったりすると、男としての自信を失ってしまうきっかけになることが多いです。
しかし諦めずに精力剤を継続して飲み続けることで、若かった頃の元気を取り戻せて男としての自信を再び手に入れることができました。
たしかにED治療薬のような即効性はありませんが、継続して飲み続けることで体質から改善することができます。
症状によって個人差はありますが、3～6ヶ月ほど継続して飲み続けることで、若い頃のような精力・勃起力を取り戻すことができるようになります。
これらの症状が現れてきたら、精力剤の成分が徐々に効いてきている証拠です。継続して飲み続けることで精力・勃起力が徐々に回復してきます。
